外科
当院では避妊去勢手術の他にも外科手術に対応しております。
脾臓摘出や膀胱切開、胃や腸内異物摘出などの軟部外科、骨折プレート設置や膝蓋骨脱臼の造構術、歯科手術などホームドクターとして対応するべき手術を行っております。
全身麻酔器 / 生体情報モニタ

AM140 Type2(フクダME)
安全な手術を行うため術中の麻酔管理は大切です。
手術中の微小な生体変化を見落とさないよう、2023年に最新機種を導入しました。
電気メス

ADC140(alsa)
術中の出血に対して電気メスを用いると止血だけでなく凝固しながらの切断なども可能です。
より安全性が高くなり、手術時間の短縮にもつながります。
ICU 酸素室

アルタスF型(太陽電子)
術後の管理には温度湿度調節可能な酸素室を用います。
呼吸器疾患での入院にも集中治療室として使用しております。
手術用顕微鏡 / 拡大鏡

イナミ
小型動物の手術や血管、眼球など細かい臓器に対しては顕微鏡や拡大鏡を用います。
無理に肉眼で手術を行うのでなく、拡大視野で行うことでより精度が増し安全な手術に繋がります。
各種診療科目
- 整形外科
- 眼科
- 腎泌尿器科
- 消化器科
- 腫瘍外科
大腿骨頭切除術
生まれつき足の付け根の関節が緩く、脱臼を繰り返していた子に対して大腿骨頭切除術を実施しました。
ご自宅でリハビリを繰り返していただき半年ぐらいかけて歩けるようになりました。
が、再び逆の足も同症状が発症し、逆足も同じ手術を行いました。
ご自宅でリハビリを繰り返していただき半年ぐらいかけて歩けるようになりました。
が、再び逆の足も同症状が発症し、逆足も同じ手術を行いました。

頸部椎間板ヘルニア
当院にて頸部椎間板ヘルニアを診断した子に対して、頸部の背骨を削り、脱出した椎間板物質を摘出する手術を行いました。
一次病院として対応が難しい手術であったため、副院長の前勤務先であるはとがや動物病院の院長、溝口俊太先生執刀の元で助手として手術を行ってきました。
一次病院として対応が難しい手術であったため、副院長の前勤務先であるはとがや動物病院の院長、溝口俊太先生執刀の元で助手として手術を行ってきました。

義眼インプラント術
視覚消失緑内障に対して眼球組織を残したままシリコンボールをインプラントしました。
術後に感染症が一時的にありましたが、その後コントロールできました。
術後に感染症が一時的にありましたが、その後コントロールできました。

眼球摘出術
腫瘍疑いの眼球を摘出いたしました。猫の眼球摘出術は体側眼の失明などのリスクはありますが、本症例では無事に体側眼の視覚は維持できました。
また将来的に摘出した右眼が窪まないように工夫して手術しております。
悪性腫瘍でしたが現段階で転移は認めません。
また将来的に摘出した右眼が窪まないように工夫して手術しております。
悪性腫瘍でしたが現段階で転移は認めません。

会陰尿道瘻術
結石による尿道閉塞を繰り返す子に対して会陰尿道瘻術を実施しました。
本法は雄猫の陰茎を切除し、開口部を広げる手術です。
術直後は腫れていますがその後腫れは改善し、閉塞は起こらなくなりました。
本法は雄猫の陰茎を切除し、開口部を広げる手術です。
術直後は腫れていますがその後腫れは改善し、閉塞は起こらなくなりました。

胆管閉塞
胆嚢炎、胆管閉塞、三臓器炎を併発していた猫ちゃんです。
閉塞した総胆管の疎通が叶わなかったため、胆嚢十二指腸吻合術を実施しました。
閉塞した総胆管の疎通が叶わなかったため、胆嚢十二指腸吻合術を実施しました。

腸内異物
この子は飼い主の目の前でお裁縫用の針を飲み込んでしまいました。
針は無事に便として出てくる可能性の低い異物ですので、開腹して摘出いたしました。
針は無事に便として出てくる可能性の低い異物ですので、開腹して摘出いたしました。

下顎切除
口腔内腫瘍に対して両下顎吻側切除を行いました。
術後3日ではまだ術部の腫れがありましたが、術後1週間で腫れもなくなり食べられるようになり食道カテーテルも抜去しました。
術後3日ではまだ術部の腫れがありましたが、術後1週間で腫れもなくなり食べられるようになり食道カテーテルも抜去しました。
